にばんのしあわせ③





「う…うぅ…」


歯を食いしばる


押さえていたヤマトの手が離れた


「笑って」


「次々…注文多いねん…」


「堪えたやん。偉い偉い」


そう言って頭を撫でるヤマト


ほんのりとソースの匂いがした


「泣き止んだ?」


「………うん!」


「入るか?」


「うん!」





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