孤独な美少女
第三章
お前はたまに、
何を考えているのか分からなくなる。
なあ、俺らはさ。
お前を少しでも楽にしてやりてえんだ。
無理に心を開いてくれなくても。
無理に話してくれなくてもいいからさ。
せめて、辛いならそう言えよ。
感情を前に出してくれよ。
そのうち、お前が消えてなくなりそうで。
不安で不安で、怖い。
お前が何を抱えていようと、
俺らは絶対お前の味方だから。