この男、偽装カレシにつき
しかも英語で惑わされて、うっかり聞き流しかけたケド。
た、たたたた、勃つって…!!!


ボワンッ!!
ワンテンポずれて、私の顔が蒸気を上げた。


そんな18禁(?)のセリフ、しれっと言うなー!
純真な乙女に卑猥な言葉を使うなんて、完全なるセクハラなんですケド!!


ていうか…。
たたたた、勃つってことは。
センパイは私を受け入れる体制はバッチリってことで。


すなわち、センパイは私と、純ちゃんと龍センパイがやってるような、あんなことやそんなことができるってこと?


なななな、なんて守備範囲の広さ!
今年のゴールデングラブ賞はセンパイで決まりなんじゃないの?!
なんて、私の意識が違う方向に向かいかけたとき。


チュ。
いつの間にかはだけさせられてた私の胸元に、センパイのキスが落ちた。
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