この男、偽装カレシにつき
私、純ちゃん、橘センパイ、大野センパイと。
あと、センパイたちと小学校からの腐れ縁だという龍センパイってヒトと5人で学食のテーブルを囲む。


龍センパイは無口でミステリアスな感じ。


橘センパイとも大野センパイともタイプは違うけど、しっかりイケメン。
やっぱり、類は友を呼ぶのね。


イイ男が3人揃うと迫力が違う。
しかも純ちゃんも美少女だし。
こんな顔面貴族たちの中に、一人平民が紛れてて大丈夫なのかしら。


ところで私の隣には(不本意ながら)橘センパイがいて。
純ちゃんは、ちゃっかり大野センパイの隣をゲットしてる。


悔しいからさっきからちょっと睨んでるのに、全く気付く様子もなく大好物のエビフライをパクついてる。
マイペース純ちゃんめ。
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