この男、偽装カレシにつき
それってもしかして。
いや、もしかしなくても、今日という今日はセンパイのモノにされてしまうってことだよね。


つまりそれって。
センパイのこの整いまくった顔に見つめられて?


その骨張った大きな手に触れられて??


あの引き締まった身体に抱きしめられるってこと???


なんて、改めてセンパイとそういうふうになることを想像した瞬間。


ボッ。
私の顔が真っ赤な火を噴いた。


やっぱ無理ーっ!
覚悟を決めたつもりでいたけど、絶っっ対に無理ーっっ!!
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