この男、偽装カレシにつき
ランチタイム決戦
新学期。
ノーマルキスはまだお預けとは言え、大野センパイと念願のカップルになって初めての登校日。
学食のテーブルに純ちゃんと向かい合って座りながら、やけに憂鬱だったりする。
「お待たせ」
突然後ろから大野センパイの声が聞こえて、私はゴクリと唾を飲む。
いよいよ、決戦の始まりだわ。
いつものように龍センパイは純ちゃんの隣に、大野センパイは私の右隣に座る。
「私たちも今来たとこですっっ」
なんて調子よく答えながら。
内心は左隣が気になってたまらない。
だって、そこはアイツの指定席だから。
ノーマルキスはまだお預けとは言え、大野センパイと念願のカップルになって初めての登校日。
学食のテーブルに純ちゃんと向かい合って座りながら、やけに憂鬱だったりする。
「お待たせ」
突然後ろから大野センパイの声が聞こえて、私はゴクリと唾を飲む。
いよいよ、決戦の始まりだわ。
いつものように龍センパイは純ちゃんの隣に、大野センパイは私の右隣に座る。
「私たちも今来たとこですっっ」
なんて調子よく答えながら。
内心は左隣が気になってたまらない。
だって、そこはアイツの指定席だから。