この男、偽装カレシにつき
「聞いたっ?!
ていうか、あの子と付き合ってたわけじゃなかったの?!」


「それなら今まで通り、誰とでも遊んでくれるってこと?」


「ワンナイト再開っっ?」


周りで私たちのやり取りを黙って見ていたのオンナノコたちのテンションが急上昇したかと思うと、


「センパイ!
私、立候補しまーす!」


「私もー!」


次の瞬間には、橘センパイは大勢のオンナノコたちによって完全に包囲されていた。
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