この男、偽装カレシにつき
私たちはロッカーから体育で使うジャージを取ると、保健室へ駆け込んだ。
おしゃべり好きな保健の先生は昼休み中なのか、部屋には誰もいない。
びしょ濡れになった理由を根掘り葉掘り聞かれなくて済んだ、とホッとしてる私の横で。
センパイはいきなりワイシャツを脱ぎ始めた。
「ちょちょちょ、ちょっとー!
何いきなり脱いでるんですか!」
「脱がなきゃ着替えられないだろうが。
風邪引きたいのかよ」
センパイは引き締まったカラダを出し惜しみすることなく、あっという間に上半身裸になってしまった。
イヤイヤイヤ。
そういうこと言ってるんじゃなくて、突然脱ぐなってコト!
自慢じゃないけど、こっちは男の人の裸に耐性がないんだっつーの!!
私は慌てて顔を背けた。
おしゃべり好きな保健の先生は昼休み中なのか、部屋には誰もいない。
びしょ濡れになった理由を根掘り葉掘り聞かれなくて済んだ、とホッとしてる私の横で。
センパイはいきなりワイシャツを脱ぎ始めた。
「ちょちょちょ、ちょっとー!
何いきなり脱いでるんですか!」
「脱がなきゃ着替えられないだろうが。
風邪引きたいのかよ」
センパイは引き締まったカラダを出し惜しみすることなく、あっという間に上半身裸になってしまった。
イヤイヤイヤ。
そういうこと言ってるんじゃなくて、突然脱ぐなってコト!
自慢じゃないけど、こっちは男の人の裸に耐性がないんだっつーの!!
私は慌てて顔を背けた。