この男、偽装カレシにつき
アシストメガネ
柔らかそうな髪。
手を差し込んでみたいな。


あ、口元に小さなホクロがあったんだ。
知らなかった。


顎のラインもシュッとしてきれいだし。
喉仏もセクシーだし。


やっぱり何度見てもカッコイイわ、マイスイートダーリン。


なんて、隣でスヤスヤと寝息を立てる大野センパイをじーっと見つめていたとき。


スパーン!
急に頭を叩かれた私は、ムッとして目の前を見上げた。
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