チェリーLIFE★
ー翌日ー(8月9日)−

幼稚園の先生の一人が喋った。

「今日は落ち着いてるのね?優香ちゃん」

「えぇ。昨日の男の子の子のおかげじゃ無いの〜?」

「あの子6歳って。近所の小学校に通ってるらしいわよ。」

「あんな落ち着かない子を良く止めるわよね〜」

「あ、そういえば昨日であの3歳の男の子の事件6年経つんだったけ?」

「ああ。そんな事件あったねーw」

「その子って今6歳でしょ?あの子と全然違ってチャラチャラして生きてるんでしょうねー。」

「あの子も髪染めてたわね?」

「でも似合ってた」

「確かにー。」

「キャハハハ、、、。」

ボウルで遊んでたらそんな話が聞こえた。

たく、落ち着いてる時ぐらい有るっての。

それにしても、、、。
事件?なんだ?それ。

まぁ、いいか。

「よっ。元気にしてっか?」

「!?/////」

いきなり頭を撫でられた、、、////

「や、止めろ、、、///」
パシッ

「たく、俺みたいにならないでくれよ?頼むから。」

「誰がお前みたいな奴になるか。」

目をボウルに戻す。

「分かって無いくせにな。」

苦笑いしながら言った。
言葉の意味ぐらい分かってるっての。

でも、また胸がキュゥって、力が抜けるみたいになった。

なんだ?

よく分からないままだった。

「あー、後もう会えないかもな。」

寂しそうな顔をした。
会えないって?
なんで?
二回しか会って無い。
頭がぐるぐるする。

「はは。お前は俺の事興味無いから聞いても意味無いか。」

また笑って撫でた。

どこか行って欲しく無い。
なんでだろう。そう思った。

「寂しい顔すんなって。絶対俺みたいになるなよ?」

まただ。そんなにお前になったらダメなのか?

ちょっと頼もしかったのに。

それだけ言って帰って行った。
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