ダブル☆ラブ☆ゲーム
*ヤンキーと王子様*
七月に入り
相変わらず梅雨はまだ続いていて
今日も鏡の前でコテと戦う。
どうせ落ちるって分かってても
ストレートで学校に行くなんて考えられない。
かと言ってパーマかけたら親がうるさいから無理だし。
だからこうやって毎日巻くしかない。
デジパーかけた巻髪クラブの子は超ラクって言ってたな
でも髪が死んだって言って毎日トリートメントしてるみたいだけど
それを聞くとわざわざ金かけて髪痛ませるのもバカバカしいと言うかなんて言うか…。
でも手間は省けるよね。
学校で巻き直さなくてもいいし。
どうしようかな。
ちょっと考えてみようかな。
ヤバっっ!
そんな事考えてる場合じゃない!
早く学校に行かなきゃっ!
「柚月!ご飯は!?」
「いらなーい!行ってきまぁーす!」
お母さんと毎朝お決まりの会話を交わして
どんより曇った空の下を早足で歩く。
雨降ってないだけマシだなぁ。
あ~あ
今日も一日が始まるよ。
重たい気分と共に電車に乗り込んだ。
相変わらず梅雨はまだ続いていて
今日も鏡の前でコテと戦う。
どうせ落ちるって分かってても
ストレートで学校に行くなんて考えられない。
かと言ってパーマかけたら親がうるさいから無理だし。
だからこうやって毎日巻くしかない。
デジパーかけた巻髪クラブの子は超ラクって言ってたな
でも髪が死んだって言って毎日トリートメントしてるみたいだけど
それを聞くとわざわざ金かけて髪痛ませるのもバカバカしいと言うかなんて言うか…。
でも手間は省けるよね。
学校で巻き直さなくてもいいし。
どうしようかな。
ちょっと考えてみようかな。
ヤバっっ!
そんな事考えてる場合じゃない!
早く学校に行かなきゃっ!
「柚月!ご飯は!?」
「いらなーい!行ってきまぁーす!」
お母さんと毎朝お決まりの会話を交わして
どんより曇った空の下を早足で歩く。
雨降ってないだけマシだなぁ。
あ~あ
今日も一日が始まるよ。
重たい気分と共に電車に乗り込んだ。