ダブル☆ラブ☆ゲーム
*意外な一面と真実*
夏休み目前に行なわれる
学校行事である球技大会当日。
ウチの学校は体育祭の代わりに球技大会が行なわれる。
どっちにしろ運動が嫌いな私にとってはめんどくさい行事でしかない。
ジャージ姿も好きじゃないし、試合もしたくない。
1年の時はほとんどサボって過ごしてたっけ。
今年もそうしよう。
そう考えていたのに・・・。
「柚月何に出んの?」
球技大会の種目をHRで決めていると
真哉が背中をトンっと突っついてきた。
「どれも出たくないー」
「でも一応種目は決めなきゃだろ?」
ううーダルイ。
マジでダルイ。
「真哉は?あ、バスケに決まってるか」
真哉は元バスケ部だもんね。
当たり前の事聞いちゃった。
「いや、俺バスケ以外」
意外な答えが返ってきて思わず思いっきり後ろを向いて真哉を見た。
「なんで!?現役じゃなければ出ていいんだよ?」
「そーゆー意味じゃなくて。中学の時以来ボール触ってねんだよ」
「一年の時は?」
「サッカーにした」
そうなんだ・・・。
もしかして怪我してからバスケやるのが怖くなったのかなぁ?
突っ込んでいいのか分からず
曖昧な表情しかできない。
学校行事である球技大会当日。
ウチの学校は体育祭の代わりに球技大会が行なわれる。
どっちにしろ運動が嫌いな私にとってはめんどくさい行事でしかない。
ジャージ姿も好きじゃないし、試合もしたくない。
1年の時はほとんどサボって過ごしてたっけ。
今年もそうしよう。
そう考えていたのに・・・。
「柚月何に出んの?」
球技大会の種目をHRで決めていると
真哉が背中をトンっと突っついてきた。
「どれも出たくないー」
「でも一応種目は決めなきゃだろ?」
ううーダルイ。
マジでダルイ。
「真哉は?あ、バスケに決まってるか」
真哉は元バスケ部だもんね。
当たり前の事聞いちゃった。
「いや、俺バスケ以外」
意外な答えが返ってきて思わず思いっきり後ろを向いて真哉を見た。
「なんで!?現役じゃなければ出ていいんだよ?」
「そーゆー意味じゃなくて。中学の時以来ボール触ってねんだよ」
「一年の時は?」
「サッカーにした」
そうなんだ・・・。
もしかして怪我してからバスケやるのが怖くなったのかなぁ?
突っ込んでいいのか分からず
曖昧な表情しかできない。