ダブル☆ラブ☆ゲーム
*初夏と風*
今日も雨。
梅雨の季節は嫌い。
ジメジメジメジメしてて
朝食抜きでせっかく頑張ってコテで髪を巻いても。
学校に着く頃にはほぼストレート。
巻き髪じゃないとマジテンション上がんない。
私はきっと誰よりも梅雨明けを待ってると思う。
そんなダルイダルイ6月下旬。
「柚月~!コテ貸してぇ~!」
昼休みにいつも通りのメンバーと、いつも通り机いっぱいお弁当と雑誌を広げてガールズトークしてたら
隣のクラスのアオイがバタバタと走って教室に入ってきた。
「いいけど・・・あれ?あんたのは?」
「ガス欠ぅ~」
そう言って笑うアオイの髪は半分巻き髪で半分ストレート。
巻いてる途中でガスが無くなったのがよく分かる。
「ダメだなぁ~!巻き髪クラブの一員としてはちゃんと予備のガスも持ち歩かなきゃ」
《巻き髪クラブ》とは
私と同じように巻き髪じゃないと、テンション上がんない者同士結成された
かなりテキトーな集まりの事。
メンバー15人程。
コテを貸したり借りたり
巻いてあげたり巻かれたりと
とにかく巻き髪命の団体のこと。
梅雨の季節は嫌い。
ジメジメジメジメしてて
朝食抜きでせっかく頑張ってコテで髪を巻いても。
学校に着く頃にはほぼストレート。
巻き髪じゃないとマジテンション上がんない。
私はきっと誰よりも梅雨明けを待ってると思う。
そんなダルイダルイ6月下旬。
「柚月~!コテ貸してぇ~!」
昼休みにいつも通りのメンバーと、いつも通り机いっぱいお弁当と雑誌を広げてガールズトークしてたら
隣のクラスのアオイがバタバタと走って教室に入ってきた。
「いいけど・・・あれ?あんたのは?」
「ガス欠ぅ~」
そう言って笑うアオイの髪は半分巻き髪で半分ストレート。
巻いてる途中でガスが無くなったのがよく分かる。
「ダメだなぁ~!巻き髪クラブの一員としてはちゃんと予備のガスも持ち歩かなきゃ」
《巻き髪クラブ》とは
私と同じように巻き髪じゃないと、テンション上がんない者同士結成された
かなりテキトーな集まりの事。
メンバー15人程。
コテを貸したり借りたり
巻いてあげたり巻かれたりと
とにかく巻き髪命の団体のこと。