ダブル☆ラブ☆ゲーム
プルル・・・プルル・・・
と、単調な電子音が耳に響く。
何コールかした後にその音がプツリと切れて通話状態になった。
「もしもし!」
ちょっと焦ってるような愛斗の声が代わりに耳に響いた。
「もしもし?今どこぉ?」
電話の向こうでは車の排気音とかが聞こえる。
もう向かって来てるのかな?
ちょっと息も切れてる感じがする。
「今歩いて向かってる所!何も買わないで行っていいのかな!?」
意外にも愛斗はもう近くまで来ていた。
安心したところでもっと早く来てもらえるよう私は言う。
「うん、大丈夫!さっきうちら大量買いしてきたから」
「はは、大量買い!りょーかい。もう少し待っててくれる?」
「おっけ!じゃ、気をつけてね」
ピっと通話を切るとみんながこっちを見て私の言葉を待っていた。
「愛斗今歩いて家向かってるって!もうすぐだよ」
私の言葉にもちろんマイミが一番喜んだ。
「じゃあとりあえず好きな飲み物だけ選んじゃおうぜ」
真哉が冷蔵庫の方へ行ってひとりひとりに何がいいか聞いてきた。
「ゆづは?」
私の番になったから
「あ、私りんごサワー」
と、いうと真哉がニヤリと笑ってありえない事に缶チューハイを投げてきた!
「え!?うそっ!?」
めっちゃテンパって反射的に両手を出したけど、急だったからもちろん受け取れず
そのままチューハイはゴンと音を立てて床に転がった。
「ありえないー!真哉!何すんの!?」
慌てて拾う私の姿を見て真哉はめっちゃ笑ってる。
「ゆづ、ドンくせぇー!取れなかった罰としてゆづソレ飲めよ」
とかめちゃくちゃ訳分からない事を言っている!
「コレ炭酸入ってるから開けたら絶対プシュって吹き出るよ!?」
必死になって真哉の顔の前にチューハイを出すと
「知ってる知ってる。それが狙いだし」
と、笑いながら言って来た。
・・・・・・クソーッ!ガキ!
もういいもん!しばらく置いといたら炭酸も落ち着くし!
そう思って「トン!」と勢いよくテーブルの上に缶を置いた。
バカ真哉!!
クミ達も笑ってて全然フォローしてくんないし。
一人でプリプリ怒ってると
「ごめん。お待たせ」
部屋のドアが開いて愛斗が入ってきた。
と、単調な電子音が耳に響く。
何コールかした後にその音がプツリと切れて通話状態になった。
「もしもし!」
ちょっと焦ってるような愛斗の声が代わりに耳に響いた。
「もしもし?今どこぉ?」
電話の向こうでは車の排気音とかが聞こえる。
もう向かって来てるのかな?
ちょっと息も切れてる感じがする。
「今歩いて向かってる所!何も買わないで行っていいのかな!?」
意外にも愛斗はもう近くまで来ていた。
安心したところでもっと早く来てもらえるよう私は言う。
「うん、大丈夫!さっきうちら大量買いしてきたから」
「はは、大量買い!りょーかい。もう少し待っててくれる?」
「おっけ!じゃ、気をつけてね」
ピっと通話を切るとみんながこっちを見て私の言葉を待っていた。
「愛斗今歩いて家向かってるって!もうすぐだよ」
私の言葉にもちろんマイミが一番喜んだ。
「じゃあとりあえず好きな飲み物だけ選んじゃおうぜ」
真哉が冷蔵庫の方へ行ってひとりひとりに何がいいか聞いてきた。
「ゆづは?」
私の番になったから
「あ、私りんごサワー」
と、いうと真哉がニヤリと笑ってありえない事に缶チューハイを投げてきた!
「え!?うそっ!?」
めっちゃテンパって反射的に両手を出したけど、急だったからもちろん受け取れず
そのままチューハイはゴンと音を立てて床に転がった。
「ありえないー!真哉!何すんの!?」
慌てて拾う私の姿を見て真哉はめっちゃ笑ってる。
「ゆづ、ドンくせぇー!取れなかった罰としてゆづソレ飲めよ」
とかめちゃくちゃ訳分からない事を言っている!
「コレ炭酸入ってるから開けたら絶対プシュって吹き出るよ!?」
必死になって真哉の顔の前にチューハイを出すと
「知ってる知ってる。それが狙いだし」
と、笑いながら言って来た。
・・・・・・クソーッ!ガキ!
もういいもん!しばらく置いといたら炭酸も落ち着くし!
そう思って「トン!」と勢いよくテーブルの上に缶を置いた。
バカ真哉!!
クミ達も笑ってて全然フォローしてくんないし。
一人でプリプリ怒ってると
「ごめん。お待たせ」
部屋のドアが開いて愛斗が入ってきた。