ダブル☆ラブ☆ゲーム
「・・・・前に付き合ってた人はウチの高校の先輩だったの」
本当は話したくないんだけど、ポツリポツリと話始める事にした。
「今年の春に卒業して行ったんだけど、中1からの知り合いで中三の時に付き合ったんだぁ」
私の言葉に真哉は静かに耳を傾けている。
それを確認して、グビっと一口お酒を飲むとまた話し出した。
「先輩と同じ高校に行きたくて頑張って勉強して、合格して、それで同じ高校の制服を着れた事がめっちゃ嬉しかった・・・」
部屋の中に静かな寝息が響き渡る。
「本当に好きで好きで、学校の行きも帰りも一緒で毎日一緒に居たの」
私の頭の中で思い出がリフレインされる。
普段だったら一場面でも思い出しただけで胸にズキンとガラスで刺されたような痛みが走って
それ以上は考えないようにしていたのに
今日はお酒が入ってるからかな?
それとも真哉に話してるからかな?
あんまり痛みを感じない。
「めっちゃ仲よかったし、愛されてると思ったし、私もめちゃめちゃ好きだったから二人の関係に何の疑いも持つ事なんかなかった」
そう
私達は世界一幸せなカップルだねってよく話してた。
結婚しようねって本気で言ってたし、先輩もそう思ってくれていると信じてた。
どんなイベントも欠かさず一緒に過ごしてたし、先輩からもいくつもプレゼントをもらった。
私は愛されてると思ってた。
だって感じたから・・・
伝わってたから・・・
だから自信があったの
先輩から愛されてる
私はなんて幸せなんだろうって
本当は話したくないんだけど、ポツリポツリと話始める事にした。
「今年の春に卒業して行ったんだけど、中1からの知り合いで中三の時に付き合ったんだぁ」
私の言葉に真哉は静かに耳を傾けている。
それを確認して、グビっと一口お酒を飲むとまた話し出した。
「先輩と同じ高校に行きたくて頑張って勉強して、合格して、それで同じ高校の制服を着れた事がめっちゃ嬉しかった・・・」
部屋の中に静かな寝息が響き渡る。
「本当に好きで好きで、学校の行きも帰りも一緒で毎日一緒に居たの」
私の頭の中で思い出がリフレインされる。
普段だったら一場面でも思い出しただけで胸にズキンとガラスで刺されたような痛みが走って
それ以上は考えないようにしていたのに
今日はお酒が入ってるからかな?
それとも真哉に話してるからかな?
あんまり痛みを感じない。
「めっちゃ仲よかったし、愛されてると思ったし、私もめちゃめちゃ好きだったから二人の関係に何の疑いも持つ事なんかなかった」
そう
私達は世界一幸せなカップルだねってよく話してた。
結婚しようねって本気で言ってたし、先輩もそう思ってくれていると信じてた。
どんなイベントも欠かさず一緒に過ごしてたし、先輩からもいくつもプレゼントをもらった。
私は愛されてると思ってた。
だって感じたから・・・
伝わってたから・・・
だから自信があったの
先輩から愛されてる
私はなんて幸せなんだろうって