ダブル☆ラブ☆ゲーム
昇降口に行くとすでに愛斗が待っていた。
「ゴメン愛斗。お待たせ」
「ううん。待ってないよ。それより俺こそゴメン、急に呼び出して。」
「いや、私は全然大丈夫なんだけど、さっき教室で愛斗と帰る事真哉に知られたんだけどマズかったかなぁ?」
万が一真哉には知られたくない話だったらマズイもんね。
私は一応確認してみた。
「いや平気。変な気を使わせてごめん。どこに行こうか?」
愛斗は顔色一つ変えなかったから
本当に大丈夫そうだと確信した。
よかった。私が真哉がいるのに余計な事をミウ達に言ったかと思って不安だったから。
でも真哉に知られてもいい話をなんでわざわざ私だけに?
やっぱりマイミの事?
まぁそれは後で聞こう。
「あんまりうるさくない所がいいよね?駅前に小さなカフェあるからそこでもいいかな?」
私の頭の中でこじんまりとした可愛いカフェが浮かんできた。
一人でぼーっとしたい時によく利用してるカフェなんだけど
駅前なのに学生がほとんどいないから静かでいいんだ。
きっと話すなら最適な場所だと思う。
「じゃあまずそこ行ってみようか?」
愛斗は爽やかな笑顔で賛成してくれる。
「そうだね!・・・・あ」
私は歩き出そうとした足を止めた。
だってそこから雨が降っているの見えたから。
「うわぁ~。もう降り出して来たかぁ。梅雨明けしたのに今日だけ夕立があるって本当だったんだね。柚月傘ある?」
「どうしよう・・・・無いよ~!今日雨降るなんて聞いてないもん」
「しかたないなぁ。俺のに入れてあげるよ」
相合傘・・・・・
その言葉が一瞬頭に出てきた。
そういえばリュウキ先輩と付き合ってる頃
相合傘できるのが嬉しくて
雨の日にわざと傘忘れて行ったりしてたっけ。
でもリュウキ先輩は嫌な顔せず笑顔で受け入れてくれて、私が濡れないように肩を抱いてくれてたっけ・・・・・。
やだ。
ちょっと思い出しちゃった
「ゴメン愛斗。お待たせ」
「ううん。待ってないよ。それより俺こそゴメン、急に呼び出して。」
「いや、私は全然大丈夫なんだけど、さっき教室で愛斗と帰る事真哉に知られたんだけどマズかったかなぁ?」
万が一真哉には知られたくない話だったらマズイもんね。
私は一応確認してみた。
「いや平気。変な気を使わせてごめん。どこに行こうか?」
愛斗は顔色一つ変えなかったから
本当に大丈夫そうだと確信した。
よかった。私が真哉がいるのに余計な事をミウ達に言ったかと思って不安だったから。
でも真哉に知られてもいい話をなんでわざわざ私だけに?
やっぱりマイミの事?
まぁそれは後で聞こう。
「あんまりうるさくない所がいいよね?駅前に小さなカフェあるからそこでもいいかな?」
私の頭の中でこじんまりとした可愛いカフェが浮かんできた。
一人でぼーっとしたい時によく利用してるカフェなんだけど
駅前なのに学生がほとんどいないから静かでいいんだ。
きっと話すなら最適な場所だと思う。
「じゃあまずそこ行ってみようか?」
愛斗は爽やかな笑顔で賛成してくれる。
「そうだね!・・・・あ」
私は歩き出そうとした足を止めた。
だってそこから雨が降っているの見えたから。
「うわぁ~。もう降り出して来たかぁ。梅雨明けしたのに今日だけ夕立があるって本当だったんだね。柚月傘ある?」
「どうしよう・・・・無いよ~!今日雨降るなんて聞いてないもん」
「しかたないなぁ。俺のに入れてあげるよ」
相合傘・・・・・
その言葉が一瞬頭に出てきた。
そういえばリュウキ先輩と付き合ってる頃
相合傘できるのが嬉しくて
雨の日にわざと傘忘れて行ったりしてたっけ。
でもリュウキ先輩は嫌な顔せず笑顔で受け入れてくれて、私が濡れないように肩を抱いてくれてたっけ・・・・・。
やだ。
ちょっと思い出しちゃった