ブラックシックス ~危険な6人組~
ブラックシックス始動
◆One cut◆
まず、それぞれの
ここまで来たいきさつを
話した。
みんな、似たような感じだった。
家族の様子がおかしかった。
とみんな言っていた。
もしかしたら、
6つの組が、協力したのかもしれない。
力を合わせれば、特別クラスをつくることなんか、簡単だろう。
その考えをみんなに言ってみた。
「確かにそうかも。」
しかし、律は黙ったままだった。
律が話し始めた。
「俺らは、これから
【ブラックシックス】だ。」
「ブラックシックス??」
「あぁ。
俺らが結成したら、
たちまち噂になると思う。
そしたら、いろんな奴らが
喧嘩を吹っかけてくると思うんだ。
それを利用する。」
「利用??」
「目的は、【犯人探し】だ。」
………………………
沈黙が流れた。