ブラックシックス ~危険な6人組~
【職員室】
あった。
――コンッコンッ――
「失礼します。今日からここでお世話になる、水川那琉です。」
――タッタッタ――
いかにも教師という人が歩いてきた。
「学年主任をしている、今野だ。」
「よろしくお願いします。」
「実は、君以外にも、転校生が5人もいるんだ。」
5人も………。
「君を含めて、6人とも、成績優秀だから、今回特別クラスを創ることになった。」
「今から案内する。ついてきなさい。他の5人は到着済みだ。」
「はい。」
今野主任について、廊下を歩いていく。
廊下には、たくさん人がいて、みんなこっちを見ている。
なんでだろう。
そんなことを、考えてるうちに、教室に着いたようだ。
「時間になったら、教師が授業をしに行く。それまでに自己紹介などをしておくように。」
「わかりました。」
少し緊張するけど、
入るか。