雨模様
急いで走っているときに思わず顔がにやけてしまう。


もしかして…もしかしてだよね?


高島君が…あたしのこと…。


ありえないことだけれど、良い方へと考えてしまう。


緩みっぱなしの顔のまま工芸室へついた。



「あっ高島君!」


背の高い高島君の姿はすぐに見つけられた。

何ー?ってあたし方へ近づいてきた。

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