命魂ハンター(ライフソウルハンター)


「確かに入って行ったと思うんだけど…。」


「誰を探しているの?」


後ろから声が聞こえ、3人は恐る恐る後ろを振り返った。

後ろにはラナがいて、表情は冷たく3人を見下ろしていた。


「ラナさん…なんでこんなところに…。」


えながラナを見て言うと、ラナがニヤッとした。

するとラナが光を放ち、3人は思わず目を閉じた。

再び目を開けると、目の前には悪死魔に姿を変えたラナがいた。


「悪死魔だったの…?」


「やっぱりこっちの姿のほうが落ち着くわ。」


そう言ってラナは3人を見た。

3人はラナが悪死魔だったことに驚きを隠せなかった。

するとラナが何かを取り出した。


「それ…『雷』の宝晶…。」


ラナが取り出したのは『雷』の宝晶だった。


「ライフ国で待ってるわ。」


そう言ってラナは去って行った。

3人もライフ国に向かうため森を抜け山道に出た。


「ラナさんが悪死魔だったなんて…。」


3人はライフ国に向かって歩いているとき、沈黙になっていた。

会話をすることなくライフ国についた。


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