命魂ハンター(ライフソウルハンター)


現実を受け入れた5人はえなと仲良くなることから始めた。


すぐに仲良くなることは出来たが

5人は複雑だった。


えなのようでえなでない感覚だった。


そしてえなが記憶喪失になったことは国中にすぐに広まった。


えなが目を覚まして3日後、ようやく退院することが出来た。


「お世話になりました。」


そう言ってえなは頭を下げた。主治医に無理はしないようにと言われ、えなは頷いた。


「えな。荷物…持つよ。」


「ありがとう。」


柚柳たち5人が迎えに来てくれて、えなを家まで送り届けた。


記憶はまだ戻っておらず、なにも思い出していなかった。


6人はしばらく、ハンターの仕事を休ませてもらうことにした。


その間に5人はストーム国を案内し、自分たちのことやえなのことを話した。


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