命魂ハンター(ライフソウルハンター)


ドンッ


「ごめんなさい!」


「こちらこそごめんなさい……ってえなさん!」


「え…?」


えなとぶつかったのは水姫だった。

けれど水姫のことも覚えておらず、えなは水姫に今までの経緯を話した。


「そうなんですか…。」


「ごめんね…。」


「謝らないでください!

よければこの国での出来事をお話しましょうか?」


「ぜひお願いします!」


えなはウォーター国での出来事を水姫から全て聞いた。


「そんなことが…話してくれてありがとう♪」


「いえ…。申し訳ないのですが私はこれで…。

また遊びに来てくださいね♪」


「うん!ありがとうね♪」


「いえ…あ、これをどうぞ。

ソウル国行きの船のチケットです。

では私はこれで!」 


そう言って水姫はチケットを渡して去って行った。


< 154 / 169 >

この作品をシェア

pagetop