命魂ハンター(ライフソウルハンター)
ドンッ
「ごめんなさい!」
「こちらこそごめんなさい……ってえなさん!」
「え…?」
えなとぶつかったのは水姫だった。
けれど水姫のことも覚えておらず、えなは水姫に今までの経緯を話した。
「そうなんですか…。」
「ごめんね…。」
「謝らないでください!
よければこの国での出来事をお話しましょうか?」
「ぜひお願いします!」
えなはウォーター国での出来事を水姫から全て聞いた。
「そんなことが…話してくれてありがとう♪」
「いえ…。申し訳ないのですが私はこれで…。
また遊びに来てくださいね♪」
「うん!ありがとうね♪」
「いえ…あ、これをどうぞ。
ソウル国行きの船のチケットです。
では私はこれで!」
そう言って水姫はチケットを渡して去って行った。