命魂ハンター(ライフソウルハンター)


その頃ストーム国では。


「長老!何故えなを一人で旅に行かせたのですか!?」


「なんで旅に行ったこと教えてくれなかったのよ!!!」


柚柳、柚櫚、柚掠、もか、なみの5人が長老に問いただしていた。


「まぁまぁ落ち着くんじゃ。

わしだって一言ぐらいゆうて行けと言ったんじゃがの…。

えなが内緒でと言ったんじゃ。」


「えなのあとを追います。」


「待て待て!待つんじゃ!」


5人が追いかけようとしたので長老は慌てて止めた。

「お前さんたちには任務が山程あるんじゃ。

それにえなが行きたいと言うたんじゃ。

好きにさせるのが一番じゃ。

たしかに危険かも知れんが必ず戻ると約束もしたんじゃ。

信じて待つんじゃ。わかったの?」


「…はい。」


5人は心配で仕方がなかったが追いかけるのはやめることにした。


その後5人は各任務に徹しえなの帰りを待った。


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