命魂ハンター(ライフソウルハンター)
「いいか、えな。
その宝晶は苦しみや悲しみや不安…怒りに反応するんじゃ。
感情のコントロールは難しいが、えななら出来るとわしは思っとる。」
そして長老は柚柳をみた。
「柚柳。武器を出しなさい。」
長老に言われ、自分の武器である大釜をだした。
長老はその武器の柄の底に白い宝晶をつけた。
「長老…この宝晶はなんですか?」
「このストーム国にはこの世にあってはいけない『悪の宝晶』が昔からあったんじゃ。
そしてその白い宝晶は『善』とゆうものじゃ。
その宝晶は悪が暴走したときに止めることが出来る唯一の手段じゃ。」
6人は長老の話を真剣に聞いた。
「その悪の宝晶を壊そうとした人はいないの?」
「それがな…なぜか壊せれないんじゃ。」
「「じゃあ、いつか壊してみせる!!」」
柚柳とえなが同時に言った。すると二人は顔を見合せ笑った。
悪が暴走することなく、何事もなき時がすぎた。
ずっとこのまま暴走しないと誰もが思っていた。
だがその2年後…事件はおきた。