命魂ハンター(ライフソウルハンター)


「へー…生きてたんだ。」


「息の根止めれば良かったかな?♪」


えなの前に龍と虎が現れた。えなはびっくりして後退りして、足がもつれてしりもちをついてしまった。


「この2つのだんごの子がお前たちの娘か。」


龍はえなを見下した。


「悪の宝晶のブレスレットくれって言ってもくれないだろうからさ…

殺して奪うね?♪」


虎が笑顔で言った。すると二人が武器を振り上げた。

ザシュッ…


「お父さん!!!!!!お母さん!!!!!!」


えなをかばい二人が攻撃をうけた。二人はえなを挟むように左右に倒れた。


「ちっ…まぁいい。二人はそのうち死ぬだろうし…。」


「まぁ…そんだけ傷を負ってるしね♪」


二人は悪死魔を倒していくなかで、かなりの傷を負っていた。

そして龍と虎からの一撃。

二人はぴくりとも動かなかった。


「今度こそ…死ね…。」


ザシュッ!!!


「うわぁぁぁぁ!!!」


えなが殺されそうになったとき柚柳が目の前に飛び出した。

この時、龍が降り下ろした剣は柚柳の左目にあたり、柚柳の左目は視力を失い機能しなくなった。


「邪魔すんなって言ってるでしょ♪」


虎が攻撃をしようとしたその時だった。


「封印!!!!!」


「あとちょっとだったのに…!!!」


「くっそぉぉぉっ!!!」


長老が封印の壺に龍と虎を封印した。

こうして悪死魔たちとの戦いは幕を閉じた…。



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