ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
元サクリファイスのギタリスト、小塚マリコ。
同じく、キーボードとコーラスだったナリタサヤカ。
ワタシの視線に気付いたようでナリタサヤカが手を振りながらアンブレメンバーを相手にせずに近付いてくる。
「おはようございます。はじめまして、よね? ナリタサヤカです」
「おはようございます。はい。お会いするのは初めてです。祥雲リンナです」
「CM見ても思ってたけど、実際に見てもほんとうに陸さんそっくりね。顔もだけど、声の質感とか響き方とか」
「ありがとうございます。でも今の母はもう下町のおばちゃんって感じですよ」
「そうなの? 会ってみたいなぁ。解散してから一度も会えてないから」
「サヤカ」
慌ただしくて騒がしいスタジオの中で数メートル離れた場所から放たれたその声は、真っ直ぐに響いた。
「今はそれくらいにしておきなさい」
「はーい」
歩み寄ってきた小塚マリコにナリタサヤカが甘えたような声で返した。
「リンナさん。ここで立ち話は邪魔になるからあとで楽屋に伺ってもいいかしら? 少しお話ししたいことがあるので」
「かまいません。次の撮影までは時間があるので」
ワタシがそう返事をすると彼女は満足げに微笑んだ。
「ありがとう。そんなに時間は取らせないわ。それでは後ほど」
同じく、キーボードとコーラスだったナリタサヤカ。
ワタシの視線に気付いたようでナリタサヤカが手を振りながらアンブレメンバーを相手にせずに近付いてくる。
「おはようございます。はじめまして、よね? ナリタサヤカです」
「おはようございます。はい。お会いするのは初めてです。祥雲リンナです」
「CM見ても思ってたけど、実際に見てもほんとうに陸さんそっくりね。顔もだけど、声の質感とか響き方とか」
「ありがとうございます。でも今の母はもう下町のおばちゃんって感じですよ」
「そうなの? 会ってみたいなぁ。解散してから一度も会えてないから」
「サヤカ」
慌ただしくて騒がしいスタジオの中で数メートル離れた場所から放たれたその声は、真っ直ぐに響いた。
「今はそれくらいにしておきなさい」
「はーい」
歩み寄ってきた小塚マリコにナリタサヤカが甘えたような声で返した。
「リンナさん。ここで立ち話は邪魔になるからあとで楽屋に伺ってもいいかしら? 少しお話ししたいことがあるので」
「かまいません。次の撮影までは時間があるので」
ワタシがそう返事をすると彼女は満足げに微笑んだ。
「ありがとう。そんなに時間は取らせないわ。それでは後ほど」