ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
「そうね。かっこいい感じに仕上げてあげる。まあ、ちょっと面倒くさい手続きがあるけどね」
「手続き?」
ネオミィは、ニヤリと笑った。
「カエデ。私ね、今の事務所辞めて来月から独立するの。アナタも来ない?」
一瞬、ネオミィが何を言っているのかわからず、彼女の言葉が頭の中をぐるぐると回っていた。
「それは、―――バンドとして? それとも個人?」
「もちろん、DJとして」
「だったら答えは―――」
「答えは?」
ネオミィはウチがどう答えるのかをわかっているに違いない。
わかっていながらこんな回りくどいやり方をしている。
ほしいモノをどんな手段を使っても手に入れるのは、小悪魔なネオミィの得意技だ。
「やっぱり、考えさせて」
「―――そうね。悪い話じゃないから。すぐに決めなくてもいいよ。ゆっくり考えて」
「手続き?」
ネオミィは、ニヤリと笑った。
「カエデ。私ね、今の事務所辞めて来月から独立するの。アナタも来ない?」
一瞬、ネオミィが何を言っているのかわからず、彼女の言葉が頭の中をぐるぐると回っていた。
「それは、―――バンドとして? それとも個人?」
「もちろん、DJとして」
「だったら答えは―――」
「答えは?」
ネオミィはウチがどう答えるのかをわかっているに違いない。
わかっていながらこんな回りくどいやり方をしている。
ほしいモノをどんな手段を使っても手に入れるのは、小悪魔なネオミィの得意技だ。
「やっぱり、考えさせて」
「―――そうね。悪い話じゃないから。すぐに決めなくてもいいよ。ゆっくり考えて」