ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
「今はタケルも辞めたらしいけど、それをミクちゃんに言っていいのか迷ってる………」
アタシが高校進学を迷っていた頃、インディーズからアンブレのファンだったミクはアタシの知らないところでシュウジと約束をしていた。
アタシとバンドを組むこと、アタシと同じ高校に通うこと、そしてアンブレのドラマーだったタケルにドラムを教わること。
あんな最低オトコに会わなければミクがあそこまで精神的にも肉体的にも傷付くことはなかった。
ミクがずっと一人で辛い思いで苦しんでいたのを気付けなかったあの頃を、アタシは今も後悔している。
全てはアタシのワガママから始まったから。
「今は、ミクも気にしてないと思うよ。なのに周りが余計な気を遣うのはよくないんじゃない?」
アタシはリンナにそう言いながらも、自分もミクに対してそうあるべきだと思っていた。
アタシが高校進学を迷っていた頃、インディーズからアンブレのファンだったミクはアタシの知らないところでシュウジと約束をしていた。
アタシとバンドを組むこと、アタシと同じ高校に通うこと、そしてアンブレのドラマーだったタケルにドラムを教わること。
あんな最低オトコに会わなければミクがあそこまで精神的にも肉体的にも傷付くことはなかった。
ミクがずっと一人で辛い思いで苦しんでいたのを気付けなかったあの頃を、アタシは今も後悔している。
全てはアタシのワガママから始まったから。
「今は、ミクも気にしてないと思うよ。なのに周りが余計な気を遣うのはよくないんじゃない?」
アタシはリンナにそう言いながらも、自分もミクに対してそうあるべきだと思っていた。