ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
太陽に溶けてしまうくらいの病的な白さの肌の下で、見た目以上に存在する筋肉が躍動している。





ピックを持つ左手が抑えきれずに荒々しくギターを掻き鳴らす。





切なく苦しく、それでいて、力強い。





「なぁ、セッションしない?」





彼は切れ長の目でアタシを見つめていた。





「は?」





アタシはギターを出しかけていた手が止まる。





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