ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
同じ学部にはまだ親しく話すようなヒトがいなくてカエデさんに長々とメールを送ってしまった。





それでもカエデさんはちゃんと時間をかけて私の相手をしてくれる。





感謝してもし足りない。





全てが楽しくてウキウキしながら軽音サークルの部室に行くと、まだ誰もいなかった。





私が入った軽音サークルはジャンルの違うバンドが二つ、V系と渋谷系に分かれているけど女子はマネージャーくらいしかすることがないと聞かされていた。





女子は女子で組むか他のバンドを大学の外で組むか。





「ムリに入ることなかったな」





私の他に女子は二人いるけれど、二人ともV系バンドの追っかけのようでとても楽器が弾けるとは思わなかった。





私も同じに見られているせいか、入ってからまだちゃんとドラムを叩かせてもらえてなかった。





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