ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
「―――あ………」





力を入れすぎたせいか、スティックが折れていた。





と同時にドアが開いた。





「誰かと思ったら、一年の女子か」





「あ、はい! すみません!」





反射的に立ち上がって頭を下げたらシンバルに頭をぶつけた。





入り口にいた二年の先輩、川嶋ガクさんがその整った中性的な顔で笑いをこらえている。





「………けっこう、上手いのな」





「………そ、そんなことないです」





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