ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
軽音サークルのV系バンドのボーカルを担当しているガクさんはドラムセットの前にパイプイスを持ってきて反対にすわる。
「もう一回やってよ」
真っ直ぐ見つめる視線に堪えきれず、私はうつむいた。
「ま、また今度にしませんか? そろそろ皆さんいらっしゃいますし………」
「オレは今、聞きたいんだけどな」
思わず視線を上げると吸い込まれてしまいそうな瞳が私を離さなかった。
「………スティック折れてしまったので今日はもう―――」
「お疲れ様でーす」
「お疲れー」
心が吸い込まれるのを我慢して言いかけたところで他の部員の方々が集まってきた。
「もう一回やってよ」
真っ直ぐ見つめる視線に堪えきれず、私はうつむいた。
「ま、また今度にしませんか? そろそろ皆さんいらっしゃいますし………」
「オレは今、聞きたいんだけどな」
思わず視線を上げると吸い込まれてしまいそうな瞳が私を離さなかった。
「………スティック折れてしまったので今日はもう―――」
「お疲れ様でーす」
「お疲れー」
心が吸い込まれるのを我慢して言いかけたところで他の部員の方々が集まってきた。