ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
04. Bad dream.
04. Bad dream.
その日の夜、ミクが泊まりにきた。
ウチが上京してから三回目のお泊まりで、最初はなぜか緊張していたミクも今は自分の家のようにくつろいでいる。
一度だけ、一緒に住もうか、と訊(キ)いたことがあったけれど、
「カエデさんの迷惑になるといけないので」
とあっさり断られた。
迷惑だなんて思っていないし、仮に迷惑だと思っていたらこんなに長く友達やってないよ。
ウチがそう言うとミクは泣いて喜んでくれた。
「バンドコンテストか………」
今はしゃべり疲れて眠ってしまったミクのかわいくない寝顔にウチはつぶやいた。
聞き取れないほどの寝言を繰り返しているミクはきっと素敵な夢を見ているんだろう。
その夢がずっと安らかであればいいと願いながらウチは部屋の灯りを消した。
その日の夜、ミクが泊まりにきた。
ウチが上京してから三回目のお泊まりで、最初はなぜか緊張していたミクも今は自分の家のようにくつろいでいる。
一度だけ、一緒に住もうか、と訊(キ)いたことがあったけれど、
「カエデさんの迷惑になるといけないので」
とあっさり断られた。
迷惑だなんて思っていないし、仮に迷惑だと思っていたらこんなに長く友達やってないよ。
ウチがそう言うとミクは泣いて喜んでくれた。
「バンドコンテストか………」
今はしゃべり疲れて眠ってしまったミクのかわいくない寝顔にウチはつぶやいた。
聞き取れないほどの寝言を繰り返しているミクはきっと素敵な夢を見ているんだろう。
その夢がずっと安らかであればいいと願いながらウチは部屋の灯りを消した。