ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
けれどそこには、ワタシのこれからのことが感情的に記されていた。
ワタシの知らないワタシの話。
どういうことなのかと思い出そうとしてもそんな話自体、ワタシは聞いていなかった。
iPhoneから視線を上げると、目の前にゆっくりと車が止まった。
「リンナさん、おはようございます」
イギリスの国旗が屋根いっぱいに描かれた小さな車から小さな女性が降りてくる。
「おはよう。マコモちゃん」
マコモちゃん―――真鍋マコモはワタシの六歳年上のマネージャーだ。
天然でドジっ子のコネ入社らしい。
ワタシは素直でかわいい女の子だと思っている。
ワタシの知らないワタシの話。
どういうことなのかと思い出そうとしてもそんな話自体、ワタシは聞いていなかった。
iPhoneから視線を上げると、目の前にゆっくりと車が止まった。
「リンナさん、おはようございます」
イギリスの国旗が屋根いっぱいに描かれた小さな車から小さな女性が降りてくる。
「おはよう。マコモちゃん」
マコモちゃん―――真鍋マコモはワタシの六歳年上のマネージャーだ。
天然でドジっ子のコネ入社らしい。
ワタシは素直でかわいい女の子だと思っている。