ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
カエデからのメールのことを休憩の合間に少しずつカミーユさんに話した。





話し終えた頃には、撮影も終わりに近付いていた。





「何だ。そんなことか」





ハウススタジオのテラスでワタシとカミーユさんは真っ暗な海に浮かぶ月を見ていた。





高1の時に4人で合宿した時と同じ月。





「結局、リンナがどうしたいかでしょ?」





悩んでしまったことがバカらしくなるくらいカミーユさんの意見は真っ直ぐだった。





「ですよね」





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