ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
ほんとうはわかっていた。





ワタシがこうしたいと言ったところで何が変わるかはわからない。





だけど、何もしないわけにはいかない。





ワタシには、ワタシ達には、やりたいことがあるから。





「リンナはそうでなきゃ。誰よりも強い目ヂカラの持ち主だからね」





何かに悩んでいるとカミーユさんはいつもこうやって背中を押してくれる。
ほんとうに何もかもわかっているように。





「リンナさん! お待たせいたしました!」





「ほら、お迎えだ」





もう24時を回ってしまっていたのでマコモちゃんが迎えに来てくれた。





「ちゃんと確かめなよ。自分の気持ち」





「はい。お疲れ様でした」





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