ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
「リンナさんがモデルデビューしてからずっと憧れてたんです。うちの事務所に入るって聞いた時はほんと嬉しくて。どうしてもマネージャーやりたいってお願いしたんですよ」
「うん。マコモちゃんがマネージャーでワタシも感謝してる」
音量を絞ったFMラジオがバンド特集で懐かしい曲を流していた。
『さあ、次の曲行ってみましょう。18年前にメジャーデビューアルバムをリリースし解散してしまった伝説のバンド、サクリファイスのファーストにしてラストアルバム、Sacrifice(サクリファイス)よりHeavenly Seventeen」
切ない泣き声のようなギターソロから始まり、ワタシには聞き慣れた歌声が聞こえる。
「サクリファイスですね。リンナさん、この曲好きですか?」
「ん? 好きだよ。母親の曲だし、歌いやすいし」
車の中に広がる海の匂いと母親の、サクリファイスのボーカルの声が混じり合っていつにない安らぎを感じる。
「そうですよね。サクリファイスのボーカルの娘ですもんね。よかった」
「うん。マコモちゃんがマネージャーでワタシも感謝してる」
音量を絞ったFMラジオがバンド特集で懐かしい曲を流していた。
『さあ、次の曲行ってみましょう。18年前にメジャーデビューアルバムをリリースし解散してしまった伝説のバンド、サクリファイスのファーストにしてラストアルバム、Sacrifice(サクリファイス)よりHeavenly Seventeen」
切ない泣き声のようなギターソロから始まり、ワタシには聞き慣れた歌声が聞こえる。
「サクリファイスですね。リンナさん、この曲好きですか?」
「ん? 好きだよ。母親の曲だし、歌いやすいし」
車の中に広がる海の匂いと母親の、サクリファイスのボーカルの声が混じり合っていつにない安らぎを感じる。
「そうですよね。サクリファイスのボーカルの娘ですもんね。よかった」