ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!
「―――マコモちゃん、隠しごとできないでしょ?」





「え? 何の話ですか?」





赤信号で少しだけ荒く車が止まる。





「ワタシがネオミィさんの知り合いだって知ってるよね?」





今の事務所に入るきっかけをくれたのはネオミィさんだ。





「………はい。じゃあ、聞いたんですか?」





だけどそれを決めたのは、ワタシだ。





「直接じゃないけど。いろいろと心配してくれた友達がいてね」





アンブレがいるのは知っていた。





それでも、今の事務所に入ろうとしたのは大手ではないけれど、音楽業界に強かったからだ。





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