王子様は囚われ王女に恋をする
眠り続けるアリシア。
(昨日よりは顔色もよくなっている気がする)
カイルはアリシアの長い髪を撫でた。
「早く目を覚ますんだ。君に話したいことがある」
そう言って彼女の手を握ったとき、かすかにアリシアの指先が動いたように感じた。
「アリシア?」
もう一度強く手を握ると今度はハッキリと指か動いた。
「アリシア!目を開けるんだ。アリシアっ」
カイルの必死の呼び掛けにアリシアのまぶたが震える。
「お願いだから、目を開けてくれ!」
(昨日よりは顔色もよくなっている気がする)
カイルはアリシアの長い髪を撫でた。
「早く目を覚ますんだ。君に話したいことがある」
そう言って彼女の手を握ったとき、かすかにアリシアの指先が動いたように感じた。
「アリシア?」
もう一度強く手を握ると今度はハッキリと指か動いた。
「アリシア!目を開けるんだ。アリシアっ」
カイルの必死の呼び掛けにアリシアのまぶたが震える。
「お願いだから、目を開けてくれ!」