王子様は囚われ王女に恋をする
「謝るから許してくれないか?」
耳元でささやかれて、アリシアの体がピクンと反応する。
「カイル様は…ずるいです」
アリシアはそう言うと、カイルに向き直った。
「そんな風に謝られたら、誰だって許してしまいます…」
エメラルドグリーンの潤んだ瞳がカイルを見つめている。
その瞬間カイルはアリシアを強く抱きしめた。
「ずるいのは君のほうだ」
「え…?」
柔らかい髪に顔をうずめて、首筋にキスを落とす。
「そんな目で見つめられたら、僕は余裕がなくなる」
アリシアの手がためらいながらもカイルの背中に回る。
その手を感じた瞬間、カイルは体が熱くなるのを感じた。
顔を上げると、いっそう潤んでつややかな瞳と目が合う。
カイルはたまらずに、アリシアの桜色の唇に
自らの唇を重ねた。
(キスをするのは何回目だろう…)
初めてじゃないのに、カイルにキスされるたびに
アリシアの体から力が抜けていく。
耳元でささやかれて、アリシアの体がピクンと反応する。
「カイル様は…ずるいです」
アリシアはそう言うと、カイルに向き直った。
「そんな風に謝られたら、誰だって許してしまいます…」
エメラルドグリーンの潤んだ瞳がカイルを見つめている。
その瞬間カイルはアリシアを強く抱きしめた。
「ずるいのは君のほうだ」
「え…?」
柔らかい髪に顔をうずめて、首筋にキスを落とす。
「そんな目で見つめられたら、僕は余裕がなくなる」
アリシアの手がためらいながらもカイルの背中に回る。
その手を感じた瞬間、カイルは体が熱くなるのを感じた。
顔を上げると、いっそう潤んでつややかな瞳と目が合う。
カイルはたまらずに、アリシアの桜色の唇に
自らの唇を重ねた。
(キスをするのは何回目だろう…)
初めてじゃないのに、カイルにキスされるたびに
アリシアの体から力が抜けていく。