◎愛しい人の方程式
「こ…浩多郎くん…!」

いきなり現れた浩多郎にビックリして呆気にとられていると…

ガチャ。


「!!浩多郎くん、こっち来て!」

「えっ……?」

「早く!」

何が何だか分からない浩多郎を引きずって階段脇の扉の後ろに隠れました。


「綾、本気で和泉くんが好きなら証明してみて」


「証明…?」

神流が笑いながら綾に無理な事をお願い?すると…

「そう、来週の日曜日、和泉くんをデートに誘って“キス”してきて」



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