◎愛しい人の方程式
「美奈さん……。」


スーッ


ハーッ


深い深呼吸を一つ、ゆっくりとゆっくりと浩多郎の心臓は落ち着いていきました。



「ありがとうございます。」



顔を上げた浩多郎は、美奈の知っているいつもの浩多郎でした。



美奈の応援(ついでに先生も)は、浩多郎にとって一番の薬だったみたいですね(笑)



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