◎愛しい人の方程式
「もぅ、ビックリするじゃない!」

「すいません…ιそういえば、資料を取ってくるように頼まれてたんでした…。」


「そんな大事なこと忘れてたの…?」

「はい……。」

忘れてた事に項垂れる浩多郎の手をとり…


「美奈さん…?」

「戻りましょう、私も運ぶの手伝うから。」


「でも…ι」

「良いから、元を辿れば私のせいでもあるし…ねvv」


美奈の性格を少しは知っている浩多郎はこれ以上抵抗しても無駄だと思い、素直にお願いすることにしました。


< 16 / 177 >

この作品をシェア

pagetop