◎愛しい人の方程式
「和泉くんも美奈には弱いのね(笑)」

「そんなこと…ないですよ////」


多少紅くなりながら話す浩多郎だったが…加奈には…


「そんなこと言われても、全然説得力がありませ~ん」


「……/」


元の場所に戻りながら、美奈を見ると…武人の家を真剣な顔で見ていて、さっきの事はすでに頭に無いようでした(笑)


「美奈ってさ、恋したことないんだって…だからね、どうしていいか分からないとこもあるんだよ。」


「意味が分かりません…それに、僕たちの年なら当たり前じゃないですか?」


「はぁ…和泉くんって…ほんっとに真面目だよね…ι」


「えっ……?」

「何でもない、ほら綾が出てくるのを待つんでしょ。」

美奈のところに行く加奈の後ろ姿を見ながら…さっきの会話の中身を考えていました。


まぁ、考えても答えは見つからなかったのだが…ι



< 38 / 177 >

この作品をシェア

pagetop