* 年上彼氏と妹彼女


美幸と浩太君から
離れるはいいものの

「千葉はどっか
行きたいとこあるー?」

「ん~…松坂君は?」


なんか流れで松坂君と
2人で回ることに…。


「特にないな~」


せっかくの文化祭なのに
なんで友達(男の子)と
回ってるんだろー?


てゆか、この状況…

由君に見られたら
なんかヤバい―…?


どうしようって思いつつ

“着いたらメールする”っていうお兄ちゃんの
言葉を思い出す


すかさず携帯を見ると
“着いた!ナギどこ?”

うそ―…
なんかヤな予感―…



「…なんかあの人達
こっち超見てね?」


青ざめるあたしを
さらに青ざめさせる
松坂君の言葉…




「…由君とお兄ちゃん」


あたしの前方10mから
やってくるイケメン2人

周りから振り返ってまで見られてる…


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