* 年上彼氏と妹彼女
まさかまさかの状態で、
お兄ちゃんも由君も…
「なんだよぉ~♪松坂君
イイ奴じゃん!今度うち
遊びにこいや~っ」
って仲良しに…。
なんかホッとしたような
淋しいような…
でも、隣をみれば
お兄ちゃんも松坂君も
由君もすっごい楽しそう
…ま、よかった♪由君も
怒ってないみたいだし**
「あ、じゃあ俺。クラス
戻りますねっ!千葉は
12時からなーっ」
「あ。うん♪分かった」
「さーて、俺は職員室で懐かしい顔ぶれでも見てくるかなー」
「え?」
「行ってこい」
じゃーな。手をハラハラ
しながらお兄ちゃんは
職員室へ向かう。
残されたあたしと由君。
なんか恥ずかしいなあ//
「…ナギ」
「ん?」
「なんで男といんの?」
ビクゥってしたのは
由君が耳元で囁くから。
「え…いや、ぇっとぉ」
「ナンパとか…」
思いっきりため息つく、
だけどその息が耳に
かかってくすぐったい//