* 年上彼氏と妹彼女
side Nagisa
先週の今日は文化祭の打ち上げだったなあ…
なんて遠い過去みたい。
「渚ー!あんた暗過ぎ!」
「だってぇ~…」
「秋都君と由君が合宿なんだもん~。でしょ!?」
何回も聞いたから!!って怒ってる美幸だけど、心配してくれてるのはわかるよ?
わかる。…でもさぁ
「寂しいじゃん…」
ぷはぁ~*って力抜けながら机に突っ伏す
お兄ちゃんと由君が合宿って聞いたのは昨日。
今日から合宿だってゆーのに、突然すぎだもん。
「あー!もー!うじうじしないでよ!」
「うーん、分かったよぉ…」
「だいたいさ昨日も先週も由君とエッ「きゃぁああっ///」
美幸が後にいう「チ」の言葉をいう前に口を塞いだ。
「なななにゆーのッ!!」
デリカシーってものがないの!?
そうゆって手を離すと美幸はすかさず…
「体操服に着替えるときに脇腹にキスマーク見つけちゃった♪しかも鎖骨のとこにも二個くらいあるし…」
…………もうやだぁあ//
そう思うも制服のしたからキスマークをチェック。
本当にあった//
由君のばかぁ…//
「渚、あんたにやけてるよ」