* 年上彼氏と妹彼女


自分の部屋にいたナギが
慌ててリビングに来た。


勉強してたんだろうな…


髪の毛は1つにまとめて
手にはシャーペン。

可愛いっ//


「なにっ?お兄ちゃん
叫んだよねっ!?」

「う゛ー…」

「ナギ!何もねえよっ」

「え~?お兄ちゃん変に
騒がないでね?由君も」


高校生に怒られてる俺ら
ってどーなのよ…

って思いつつも、

うん、可愛い…♪


「あ…お兄ちゃんっ!
数学教えてーっ!数列」


んーんーんーって
唸ってる秋都。

そんなに俺に対して
嫌悪感?


「俺教えようか?」

「えっ!?//」

「俺も理系だし。」


でもぉー…//

って恥ずかしがるナギの
背中を押したのは


「由季に教えてもらえ」

「お兄ちゃんっ!?///」


顔がぽぽぽって赤くなる

いや、ナギじゃなくて

俺も。
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