* 年上彼氏と妹彼女
さっきまでだるかった体が不思議なくらい軽い♪
車のカギをもって、
少し部屋の片付けして
秋都に電話をかける
「っふざけんなよ!」
え…まさかもうナギの
お泊まり中止―…?
「ちょ…待てって!!」
俺はずっとナギに
会えなくて今すぐに
会いたいんだよっ…!
「お前何?沙織と今
いい感じだったのに…。…で、要件は?」
「お前ナギがいるのに
イチャついてんのか。
…ナギが困ってた。」
どーせナギのことだから
その現場を見たか
聞いたかしたんだろ…
「うぁ…まじ」
って明らかテンション
がた落ちの秋都
可哀想なんて思う暇なく秋都に提案する
「今日ナギ引き取るわ」
「…は?」
「だから、兄弟の
ラブシーンなんか見たくねえじゃん。」
「…まぁ」
「お前も気を遣わず
イチャイチャしたいろ?
だから、ナギは今日
俺んちに退避♪♪」