男装少女はアイドル①【完】


『……行って来ます。』


「「行ってらっしゃい。」」



学校行きの地図を貰っても、

目の前に学校があるじゃんって言う…。


金色のピカピカしている文字を見る限り、

“S学園”で合っているみたいだ。


運良く、その地図に内装も書かれていたため、

迷う事なく理事長室まで来れた。


コンコンとドアを控えめに叩くと、中からどうぞと聞こえた。


『失礼します。』


ガチャッ


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